こんにちは、あめの(@happinissta)です!
今回、実家を売却する話が持ち上がり、色々調べることになりました。
知らないと損するような知識もあったので、不動産売却にかかる手数料や諸費用についてまとめました!
実家の空き家問題に悩む人にも是非参考にしてもらいたいです。
両親の住む実家を売却
私の実家は一戸建て・築40年・約70坪です。
もともとは父方の祖父母、両親、私と弟の6人が住んでいましたが、今は両親だけが住んでいます。
そんななか、県外で就職・結婚した弟が両親を呼び寄せる話が持ち上がりました。
このままだと、実家は空き家になります。
母親から「実家を売るとなるとどんな費用がかかるのかな?」って相談されたので、ちょっと調べてみました!
不動産売却にかかる費用
不動産売却には様々な費用が発生します。
不動産会社への手数料
不動産売却時は不動産会社に仲介を依頼することで売主と買主との契約を仲立ちしてくれます。
売買契約が成立した時に仲介の報酬として不動産会社に支払うお金が仲介手数料です。
売買契約成立時に一部を支払い、引き渡し時に全額を支払うことが多いです。
その相場は売却価格の約3%です。
例:売却価格3,000万円→手数料約100万円
売買契約時の印紙税
売買契約時には印紙税の納付が必要です。
売買契約書に収入印紙を貼り付けることで納付の代わりになります。
また、通例として売買契約成立時に買主から売買価格の1割程度を手付金として受け取るのですが、これを現金で受け取る場合は領収書にも収入印紙が必要です。
この収入印紙代の節約のため、また支払いの証拠をしっかり残すため手付金を銀行振込にすることもあります。
決済と引き渡し時にかかる登記費用
不動産の売却とは、イコール「所有権を買主に移転する登記をすること」です。
安全な取引のために登記手続きにはほぼ確実に司法書士が介在し、司法書士の報酬の相場は10,000円前後です。
また、登記には「登録免許税」という税金が発生し、登記の種類によって金額が異なります。
抵当権抹消登記
物件にローンが残っていて、売却代金を使ってローンを完済する場合に、物件に設定された抵当権を外すための登記が必要です。
住所変更登記
登記簿上の住所と現住所が異なる場合、買主側が所有権移転登記が出来ないために行う登記です。
売却時に利益が出たら譲渡所得税がかかる
不動産の売却で利益が出ると納税義務が発生します。
売却益(税務上は譲渡所得)には譲渡所得税(所得税・住民税)が課税されます。
売却した年の翌年の確定申告で、譲渡所得を申告することで請求が来ます。
ですが、売却益があっても控除できる制度もあるので売却益が出そうなら事前に確認しておきましょう。
参考:https://www.mf-realty.jp/tebiki/mtebiki/11.html
その他、契約から引き渡し時の必要書類にかかる諸費用
売買契約~引き渡しの間に必要な書類があるので、余裕をもって準備しておきましょう。
印鑑登録証明書
発行から3か月以内のもの。300円。
住民票
売却したい不動産と違う住所に住んでいれば必要。発行から3か月以内のもの。300円。
ローン残高証明書
売却する物件にローンが残っていれば必要。300円~700円(銀行によって異なる)。
売主の判断によって必要な費用
売却したい不動産の状況によっては必要になる費用があります。
このあたりは売主の判断(または買主との協議)によります。
測量費用
隣の土地との権利関係をはっきりさせるために測量を行うことになったら必要な費用です。相場は30万~80万で、この費用は売主が負担するのが一般的です。
ただ、元々の登記の内容を正確とみなして両者が納得すればこの費用は不要です。
その場合は「公募売買」という条件で広告を出してみましょう!
解体費用
建物を壊して更地にして売りたい場合に必要な費用です。
解体から行う場合は、整地もだいたい解体業者が行ってくれます。
解体費用の相場は100万円~です。
整地費用
売りたい土地の整地をして綺麗な状態で売り出す場合は売主負担ですが、買主が購入後自分で行うこともあるため、売買契約で確認が必要です。
リフォーム・ハウスクリーニング費用
家を綺麗にして売りやすくするために行います。
リフォーム代金はその内容によって金額が大幅に変わるので業者さんと要相談です。
ハウスクリーニングは一般的な広さの家なら10万円前後です。
消費税はかかる?
土地は非課税ですが、建物は、事業者の場合は課税対象です。
ただし、個人であってもテナントや投資用アパート・マンションなどの不動産を売却する場合は該当するので注意が必要です。
手数料や諸費用に関する知識を付けて不動産を売却しよう!
不動産売却をする機会って滅多にないですよね。
複雑な内容も多いけれど、しっかり知識を付けて売却に挑みましょう!
ネットで一括査定が楽で安心
そうは言っても、色々な不動産会社に相談して見積もりを出してもらうのは大変ですよね。
ネットで無料で簡単に一括査定してもらえるサイトもあるので、活用してみるのもひとつの手です!
うちの親にはこの2つをすすめてみようと思ってます。
事前にチャットで色々相談できること、ワンクッション置いて不動産会社とやり取りできるのがいいかもと思いました。
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〇不動産売却には様々な費用がかかるので知識が必要
〇ネットで色々な会社に一括査定してもらう方法もある
最後までお読みいただきありがとうございました!