こんにちは、0歳と2歳の年子を育てているあめの(@happinissta)です。
私は現在2歳の息子が1歳の時に職場復帰することにしましたが、その時点で私の住んでいる市には保育園に空きがありませんでした。
そこで、職場復帰のために利用した保育園の「一時預かり」について、利用方法やメリット・デメリットを3つずつと、料金をお伝えします。
(私が利用した園のことになるので、他の園には当てはまらない部分もあるかと思います)
簡単な目次
一時預かりって何?
一時預かりは一時保育ともいわれます。
一時的に家庭での保育ができない場合、おもに昼間において認定こども園、幼稚園、保育所などが乳幼児を預かり、必要な保護をする事業。
市町村が「子ども・子育て支援法」に基づいて実施する地域子ども・子育て支援事業の一つである。正式名称は一時預かり事業。 出典:日本大百科全書
一時預かりは就労や出産、リフレッシュなど理由を問わず利用できる制度です。
ですが、待機児童が多い地区では一時預かりの枠もこれ以上受け入れられない!というくらいいっぱいで、そもそも利用するための登録すらできないことも。
そういった地区では、就労のために預けている保護者が優先され、リフレッシュのための利用が制限される場合もあるそうです。
理由を問わず利用できる制度であるが、市町村や施設によっては緊急的保育(保護者の病気や出産、家族等の看護・介護、冠婚葬祭などによるもの)と、
非定型的保育(保護者の不定期の就労・就学、職業訓練などによるもの)のみに限定していることもある。 出典:日本大百科全書
また、上記のように自治体や施設によっては利用の理由を制限しているところもあります。
一時預かりを利用開始する方法【使い方】
私の住む自治体では、一時預かりの利用開始には保護者が一時預かりを実施している園に電話連絡をし、
登録可能な空き状況かどうかを確認するという仕組みになっていました。
申し込みをしたら面談が行われ、住所や名前などを登録用紙に記入。
アレルギーや既往歴、予防接種の記録なども確認されます。
その後、慣らし保育が3日間行われてから終日預かってもらえることになりました。
申し込めば即、丸一日預かってもらえるというわけではないので、
預かってもらいたい日が決まっている人は早めに登録しましょう。
ちなみに、慣らし保育中は時間が短くても通常の料金が発生します。
(時間的に食事を食べない場合は食事代はかかりません)
次からは私が一時預かりを利用して感じたメリット3つです。
【一時預かりのメリット①】クラスの年齢層が幅広い
私が息子を預けていた園の規定では、1歳のお誕生日以降の子どもから預かってもらうことができました。
そのクラス内に、0歳児を含む1歳~3歳までの子どもが混在していました。
預け始めたころは1歳とはいえ0歳児だった息子は、お兄さん・お姉さんたちにすごく可愛がってもらいました。
今でもすごく感謝しています。
そして2歳になった今は、新しく入ってきた小さい子の面倒を息子なりにみてあげたり、優しくしてあげたりすることもあるそうです。
保育士さんというプロの管理のもとで、様々な年齢の子どもたちとたくさん触れ合うということは
通常保育(普通に毎日保育園に預かってもらっていること)ではできない経験なので、
一時預かりを利用して本当に良かったと思います。
通常保育の同じ年齢のクラスに混ぜてもらう形の園もあるそうです。園によって預かる形式は異なるので、お願いする園に確認してみてください。
【一時預かりのメリット②】ママ友付き合いや役員などの人間関係が無くて気楽
一時預かりには忙しいお母さん方が多いので、送迎の際に顔を合わせても交わす言葉はほんの挨拶程度です。
親が参加するイベントも無いので、他のお母さん方と話す時間はほとんどありません。
役員ももちろん無いので、すごく気が楽でした!
ママ友が欲しい方は寂しいかもしれませんが、
ママ友付き合いにそれほど前向きになれない私にとっては良い環境でした(笑)
【一時預かりのメリット③】その園のイベントに出席させてもらえることも
私が息子を預けていた園では、毎月様々なイベントが行われていました。
お誕生日会、七夕、クリスマス会、プール、体操教室…
その園では、一時預かりの子どもたちもイベントに参加することができました。
しかもそういう日は給食も豪華だったので、息子は大満足(笑)
ちなみに、そのイベント開催日は公にはなっておらず、一時預かりをお願いした日にたまたま重なれば参加できるといった感じでした。
前もってイベントの日を公開してしまうと、その日に預けたい親御さんが殺到するから、というのが理由とのことでした。
次は私が感じた一時預かりのデメリット4つです。
【一時預かりのデメリット①】利用可能日数に制限がある
私が息子を預かってもらっていた園は、
預かってもらえる日数に「月14日まで」という制限がありました。
フルタイムで働いていると、4週6休で計算してもあと10日くらい足りません。
【一時預かりのデメリット②】希望日に必ず預かってもらえるとは限らない
私が息子を預けていた園は、月初めに保育希望表が配られ、お願いしたい日に〇を付けて15日までに提出でした。
ですが希望の集中する日は、キャンセルか振り替えを頼まれることもありました。
特に息子がまだ0歳児扱いの時は、その日の保育士の人数が規定に足りないということで断られることも…
その時は義実家に預けたり、有休を使ったりしてなんとか乗り切りました。
【一時預かりのデメリット③】子どもに園のお友達ができにくいかも
親御さんが一時預かりでお子さんを預ける理由は様々です。
私のように仕事復帰にあたり保育園に空きが無くて一時預かりを利用している人、
出産前後で上の子の面倒が見られないから入院中に預けている人、
引っ越しで子どもがいると作業が進まないからと子供を預けている人。
みなさんそれぞれの理由で、一時預かりを利用されていました。
そのため、一時預かりのクラスにいる子どもたちは毎日のように入れ替わります。
そうなると、
「保育園に行けばいつも会える」という子がいないため
お友達ができにくい環境だと思います。
ただ、私の住む地域のように待機児童が多く、保育園にずっと空きが出なかったりすると、
同じ環境の家庭が多いため固定メンバーが決まってくることがあります。
うちの息子はその固定メンバーの子と仲良く遊んでいるようなので、
お友達が全くできないということはなさそうです。
一時預かりの料金は?割高なことも?
一時預かりの料金は、園によって異なります。
私が息子を預けていた保育園は公立の認可保育園。
保育料は、0歳児扱いの時は約3,000円、それ以降は約2,000円。(昼食代とお菓子代を含む)
0歳児の時は、上限ギリギリの14日間預けると約40,000円。
その家庭の所得によりますが、一時預かりだと通常保育より割高になることもあります。
一時預かりを1年以上利用した感想
やむを得ず利用し始めた一時預かりでしたが、息子の成長や経験値を考えると
我が家にとってはメリットの方が大きかったです。
息子のことを本当に大切にしてくれる保育士さんには心から感謝しています!
個人的には、一時預かりは就労や病気が理由でなくても母子のリフレッシュのためにどんどん一般的になって欲しい制度です。
ただ、私の住む地区のように待機児童が多いと、すぐには利用できないことも…
そんな時はキッズラインなどを利用してみてはいかがでしょうか。
アプリで依頼から精算までスマホで簡単にできちゃいます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
お願い
この記事は私が一時預かりで利用した園の感想です。園によって預かる形式や料金は異なりますので、必ず事前に利用したい園にご確認ください。