息子の育児になかなか自信が持てないあめの(@happinissta)です、こんにちは!
別に特別いい学校に行ってほしいわけではないけれど、どんな状況でも力を発揮できる子どもに育ってほしい…そんな思いで日々育児をしています。
そんな時、何の気なしに付けていたニュース番組「直撃LIVEグッディ!」で
息子3人をあの超名門校・スタンフォード大学に進学させたアグネス・チャンさんが自らの子育て術についてお話しされていたことが、自宅でも取り組めそうな内容だったのでまとめました!
簡単な目次
アグネス・チャンさんの「7つの力を引き出す」子育て術
日本の芸能界で活躍されていたアグネス・チャンさん(63歳)。
3人の息子さんは超名門校・スタンフォード大学を卒業後、
米IT企業CEOの職に就いたり、
米大手企業エンジニアになったりと華々しく活躍されています。
(在学中の三男さんは今年大学院進学予定)
実はご自身もスタンフォード大学教育学博士号をお持ちです。
そんなアグネス・チャンさんの子育て術は、「7つの力」を引き出すことを目標にしています。
【アグネス流子育て術】実践する力
アグネスさんは新年度の教科書が配られると、まず最初から最後まで読んでみたそうです。
教科書を読むことでその年度に何を勉強するのか把握し、その予習として実際に様々な体験を積ませていたとのこと。
例えば「桜」について勉強するなら、実際に桜を見に行ってお花見をする。
そうすることで、実際の授業を受ける時は子どもに実体験を伴う知識がたくさんついているのでわくわくしながら取り組めるのです。
「大切なのは勉強を立体化すること」だと話すアグネスさん。
紙と文字と絵だけで見ている勉強は、つまらない、と。
実際に体験させて五感を刺激することで、子どもたちが好奇心を持って前向きに勉強に取り組むようになったそうです。
【アグネス流子育て術】楽しむ力
「日常をビックリ箱にして、脳に刺激を与えること」
これがアグネスさんの「楽しむ力」を伸ばす秘訣。
たとえば、道を歩いているだけの時でも
道路のタイルのピンク色の上しか踏んではいけないようにしたり、
右回りだけで家に帰ろうとしたり、と様々なルールを作って決めてみる。
そうすることで、遊びながら考える力を刺激していたそうです。
色々な刺激を与えると、脳に深さができて、それが脳の力になる!というのがアグネスさんの持論。
特別なことをするのではなく、毎日の子どもたちとの生活の中で楽しみながら学べる工夫をしたそうです。
【アグネス流子育て術】計算力
数学が苦手なお母さんにとっては気になる、計算力。
アグネスさんは子供たちに、
・オレンジを食べながら引き算
・ケーキを切り分けて割り算
など、生活のあらゆるものを使うことで五感を刺激する体験をさせ、計算力を上げました。
そうしておくことで、学校の授業で引き算や割り算が出てきたときでも
頭の中に絵があるから怖くならないそうです。
ちなみにアグネスさんの長男さんは料理好き。
ケーキを作る時の細かい計量も含めて料理を教えていたら、算数が好きになったそうです!
【アグネス流子育て術】理解力
理解力を育てるため、物語の読み聞かせの時にわざと間違って読んでいたというアグネスさん。
例えば、桃太郎。
「川から桃が流れてきた…けど、おばあさんはその桃を見送りました!」みたいな間違い方をわざとすると、
子どもは楽しそうに笑いながら「違うよ~、桃を拾って切るんだよ!」と言うそうです。
なぜなら、子どもは間違い探しが大好き。
子どもは「それ間違ってるよ」と言うときに、すごく笑って喜ぶそうです。
喜ぶことも脳の活性化につながります。
親からするとその子の物語に対する理解度もわかるし、子どもの方は間違いを指摘する時にちょっとした優越感も感じられるので良いとのこと。
【アグネス流子育て術】想像力
アグネスさんは想像力を育てるために自作の物語を作って子供たちに聞かせていました。
アグネスさん曰く、その物語は字も絵も無い、声のみなのですごく集中して聞いてくれる。
耳から聞くものは空想の世界を自分の頭の中で作り上げるので創造力が育つし、聞く耳も育てられるそうです。
【アグネス流子育て術】要約・プレゼン力
アグネスさんの家では食事中、自分が読んでいる本を一冊プレゼンする時間を設けていたそうです。
息子さんは「自分の考えをまとめる練習になった」と大きくなってから話していました。
アグネス流子育て術・視聴者から3つの質問
グッディ!では、Twitterで放送中にアグネスさんあての質問をリアルタイムで募集していました。アグネスさんの語り調でご紹介します。
Q:お子さんを叱るのはどんな時?
A:嘘をついたとき。
長男のテストが70点くらいで、それを隠して見せてくれなかった時のこと。
理由を聞いたら「点数が悪いとママが悲しむから」と。
その時、「点数が良いとママが喜んで、悪いと悲しむということはない。
あなたが産まれただけでママは幸せなんだ」と説明しました。
「愛しているから嘘をつく必要はない、どんなあなたも受け止める、問題があったら解決しよう」ということを、小さい子どもに説明するのが大変だったそうです。
Q:子どもが10歳ですが間に合いますか?
A:間に合います。
子供は0歳~3歳、3歳~8歳の時期が肝心ですが10歳なら思春期前なので全然間に合います。
高校を卒業するまでは間に合います。
思春期になる前に、
「思春期はホルモンが出てきて、そうすると自分の気持ちをコントロールできずにイライラする。でもそれは、誰のせいでもなく、世界のせいでもなく、ホルモンのせいなんだよ」
と言っておくと、本当に反抗してこなかったそうです。
Q:答えられないような難しい質問をされたら?(宇宙は何故あるの?等)
A:「いい質問をしてくれました!でもママもわからないから後で調べよう」と言う。
学びが好きになるためには、自分で学ぶことが大切。
難しい質問は自分で学ぶということを教えるチャンスなので、大歓迎なんです。
それでもわからなければ、先生に質問するきっかけにする。
質問力があると教えてもらうチャンスが多くなります。
普段の生活にアグネスさんの子育て術を取り入れよう
アグネスさんにとって子育てとは「人生の中での最大のご褒美」。
「こんな楽しい時間をもらえたっていうのは本当に神様に感謝です」とのこと。
私はイライラしてしまうことも多いので、尊敬しかないです(笑)
たくさんのヒントがもらえるアグネスさんの子育て術、普段の生活に取り入れてみようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。