液体ミルクに興味津々のあめの(@happinissta)です、こんにちは!
日本のメーカーとしては初めて、江崎グリコが国内で液体ミルクを発売することを発表しました。
日本メーカーの液体ミルクの発売はいつ?
江崎グリコの発表によると、厚労省から承認され、消費者庁から特別用途食品の表示許可を得られれば2019年の春ごろに自社製の液体ミルクを発売できるとのこと。
追記:2019年3月11日に発売が決定しました!
江崎グリコの液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」は内容量125ml、価格は200円。
内側に特殊なアルミ箔を使用したパックは常温で6ヵ月保存でき、温める手間も無く赤ちゃんにそのまま飲ませることが可能です。
日本栄養士会は2018年内に液体ミルク利用のガイドラインをまとめ、自治体へ備蓄を呼びかける計画を発表。東京都文京区ではすでに約2,000個を備蓄しています。
日本メーカーの液体ミルク、使い捨て哺乳瓶の併売も検討
江崎グリコが公開した試作品は紙パックに125ミリリットルが入った商品で、紙パックにストローを刺して哺乳瓶に注ぎ使うものでした。
ですが、このような声が続出…
え、ちょ、清潔な哺乳瓶ないとだめなら災害時は困るんだってば!あとお出かけ荷物も減らないんだってば!乳首つけるだけの容器にして!
グリコの商品開発窓口どこ?要望受付してる?日本初の乳児用液体ミルク、グリコが発売へ。 – Yahoo!ニュース https://t.co/HUlMU1gzG4 @YahooNewsTopics
— 豆大福@6m娘✿あと6kg減らすよ (@mamedaifuku00) 2018年11月30日
こういった要望を受けて、現在使い捨て哺乳瓶の併売を検討しているとのことです。
ちなみに海外製の液体ミルクにはこの2種類があります。
●江崎グリコの試作品と同じように容器から哺乳瓶に移し替えて使用するもの
●ニップルなどの吸い口を液体ミルクの容器に直接付けるだけで飲めるもの
附属の吸い口は使いまわしというものがほとんどです。
また、吸い口の規格に関してはアメリカでは統一されていますが、韓国ではメーカーごとに違うなど、国によって事情は異なります。
日本において使い捨ての容器がどのくらい売れるのかは販売されてみるまでわからないですが、きれい好きな国民性なのでかなり需要はありそうですね。
単品販売もあります。
液体ミルクの温め方は?
液体ミルクは基本的に常温で飲ませても大丈夫とされています。
ただ、ミルクが冷たいと飲まなかったりお腹がゆるくなる赤ちゃんもいますよね。
冬は特に、備蓄している場所が寒かったりすると液体ミルクも冷たくなっているはず。
そんな時は、飲ませる前に懐に入れたり、可能であれば湯煎で温めてあげます。
日本メーカーの液体ミルクを積極的に使ってみよう
「ベビーカレンダー」の調査によると、液体ミルクが発売されたら使ってみたいというママさんは77%もいます。
江崎グリコは、2016年の熊本地震でフィンランドから液体ミルクが届けられ活用されたことを受け、国内メーカーとして液体ミルクを製造できないか検討し始めたそうです。
しかし、2018年の北海道胆振東部地震では提供された液体ミルクはほとんど使われませんでした。
これは液体ミルクの安全性が周知されているとはいえない状況だったことが一つの要因です。
実際にどのくらいのニーズがあるかわからないなか、江崎グリコがこの液体ミルク製造に着手したのは「赤ちゃんの命をつなぐため」。
「災害大国の日本としては、今後も震災が起こりうる可能性があります。
液体ミルクの重要な役割としては、赤ちゃんの命をつなぐこと。
弊社としても普及を支援しながら、そのような事態(北海道地震と同じような状況)が起きないようにモノと情報の両面でサポートしていきたいと思っています」
※江崎グリコの会見より
本来なら利益を最優先するべきであろう民間企業。
そんな中でこのような取り組みをしてくれるおかげで、救われる命があるかもしれません。
追記:粉ミルクの国内シェアトップの明治も液体ミルクを4月25日に発売。
明治は、スチール缶を使用することで賞味期限1年を可能に。
液体ミルクは粉ミルクに比べて2~3倍の価格帯になることが予想されています。
それでも、液体ミルクを積極的に使うことで普及が広まり、価格面や心理面でのハードルが下がっていくのではないでしょうか。
国内メーカーの液体ミルクが発売されたら是非、どんどん使っていきましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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