液体ミルクをやっと手に入れたあめの(@happinissta)です、こんにちは!
待望の国産液体ミルクが2社から発売されました。
どっちがいいのかな?と迷う方のために、色や味、容器や賞味期限、添加物などを徹底検証!
比較してまとめてみました。
簡単な目次
液体ミルク グリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」
2019年3月5日に国産初の液体ミルクとして発売されたグリコの「アイクレオ赤ちゃんミルク」。
容器・内容量・賞味期限は?
容器は紙パック。後ろに移しかえ専用ストローが付いています。
内容量は125ml。賞味期限は6ヵ月です。
原材料とアレルギー表記、値段は?
グリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」の原材料は以下の通りです。
調整食用油脂(分別ラード、オレオ油、大豆油、ヤシ油、パームオレイン)、ホエイパウダー、乳糖、脱脂粉乳、たんぱく質濃縮ホエイパウダー、ガラクトオリゴ糖液糖、エゴマ油/V.C、レシチン、炭酸K、塩化K、水酸化Ca、V.E、イノシトール、タウリン、5’-CMP、硫酸亜鉛、ウリジル酸Na、硫酸鉄、ナイアシン、5’-AMP、パントテン酸Ca、硫酸銅、V.A、イノシン酸Na、グアニル酸Na、V.B1、V.B2、V.B6、カロテン、葉酸、ビオチン、V.D、V.B12、(一部に乳成分・大豆を含む) ※公式HPより引用
原材料に含まれるアレルギー物質(27品目中)は乳成分・大豆です。
値段は200円(税別)です。
液体ミルク 明治「ほほえみらくらくミルク」
2019年4月25日に発売された明治の液体ミルク「ほほえみらくらくミルク」。
容器・内容量・賞味期限は?
明治「ほほえみらくらくミルク」の容器はスチール缶。普通の缶ジュースのようにプルタブを起こして開けます。
内容量は240ml。賞味期限は1年間です。
原材料とアレルギー表記、値段は?
明治「ほほえみらくらくミルク」の原材料は以下の通りです。
乳糖、調整食用油脂(豚脂分別油、大豆白絞油、パーム核油、精製魚油、アラキドン酸含有油脂)、脱脂粉乳、乳清たんぱく質、デキストリン、バターミルクパウダー、フラクトオリゴ糖、ホエイパウダー、食塩、酵母/炭酸Ca、V.C、炭酸K、塩化Mg、イノシトール、塩化K、クエン酸鉄Na、コレステロール、タウリン、硫酸亜鉛、V.E、L-カルニチン、シチジル酸Na、パントテン酸Ca、ナイアシン、ウリジル酸Na、イノシン酸Na、グアニル酸Na、硫酸銅、5-AMP、V.B1、V.A、V.B2、葉酸、カロテン、V.K、ビオチン、V.D、V.B12 ※公式HPより引用
原材料に含まれるアレルギー物質(27品目中)は乳成分です。
値段は215円(税別)。
国産液体ミルク 徹底比較 味や色、匂いは?
iwakiのガラス容器に45ml(大さじ3)ずつ移して比較してみました。
左がグリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」、右が明治「ほほえみらくらくミルク」です。
国産液体ミルク グリコと明治 味の違いは?
ちょっと飲んでみると、グリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」の方が濃厚で甘みが強かったです。
明治「ほほえみらくらくミルク」はサラッとしていて淡泊な感じ。
味に関しては粉ミルクとほぼ同じだと思います。
国産液体ミルク グリコと明治 色の違いは?
並べてみると、明治「ほほえみらくらくミルク」(右)の方が色が茶色っぽく、濃いです。
これは製造時の高温殺菌の影響で、液体の色が茶色くなるのが理由だそうです。
国産液体ミルク グリコと明治 匂いの違いは?
鼻を近づけて匂ってみると、グリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」の方がふんわり甘い香りがします。
明治のらくらくミルクは無臭に近く、ほぼ何も感じませんでした。
ちなみにカロリーはどちらも68kcal(100mlあたり)。
甘い味と香りのグリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」の方がカロリーが高いというわけではありませんでした。
国産液体ミルク グリコと明治 移し替えの手間は?
グリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」には移し替え専用のストローが付いています。
※使用後に写真を撮りました
ストローを付けて哺乳瓶に移し替える際、不器用なのでストローの先を触らずに容器に刺すのが難しく感じました。
貧乏性の私は、終盤、何となくまだミルクが容器に残っているような気がしたので
最終的にはストローを抜いて絞り出しました。
一方、明治「ほほえみらくらくミルク」はプルタブを開けて注ぐだけなので簡単でした。
注ぐと、注ぎ口周りにミルクが溜まるので、
気になる人は移し替えの前に除菌ウェットティッシュで注ぎ口をぐるっと拭くといいかもしれませんね。
国産液体ミルク グリコと明治 比較一覧表
これまでご紹介したことを表にまとめました。
グリコ | 明治 | |
容器 | 紙パック | スチール缶 |
内容量 | 125ml | 240ml |
賞味期限 | 6ヵ月 | 1年間 |
アレルギー表記 | 乳成分・大豆 | 乳成分 |
値段(税別) | 200円 | 215円 |
味 | 甘い | 淡泊 |
色 | 真っ白 | やや茶色 |
匂い | 甘い | ほぼ無臭 |
移し替え法 | 専用ストローを使用して注ぐ | プルタブを開けて注ぐ |
※味・色・匂いは筆者の個人的な感想です
国産液体ミルクと粉ミルクの価格比較
液体ミルクを使うとなると、気になるのは価格。
粉ミルクと比べてみると、グリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」の粉ミルクが125ml換算で約52円、液体ミルクは200円。
明治ほほえみの粉ミルクが125ml換算で約50円、液体ミルクは約105円。
という結果から分かるように、液体ミルクの方が粉ミルクより価格的にかなり高いのは事実です。
ですが、作るための手間や、外出時の荷物を減らすことができるという
価格に代えがたいメリットがたくさんあります。
個人的には、外出時は紙パックで軽く・量も多すぎないグリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」
災害時の備蓄はスチール缶で保存しやすく賞味期限が1年間の明治「ほほえみらくらくミルク」
というように使い分けてまとめ買いしようと思います。
使い捨て出来る哺乳ボトルも販売されています。
液体ミルク温め方は?常温でも大丈夫?
常温だと約21℃の液体ミルク。
腕の内側に出してみると、やはり人肌よりは冷たく感じます。
グリコの公式サイトを見ると、レンジでの温めも可能とのことです。(温めすぎに注意)
実際の災害時は大人が懐に入れたり腕に挟んだりして少しでも温度を上げたり、
お湯が準備できるなら湯せんしたりして、ミルクの温度を上げるようになるそうです。
液体ミルクを飲んだ10ヵ月の娘の反応
温めなくても大丈夫かな~と気にしながら哺乳瓶に移し替え、
10ヵ月の娘に飲ませてみると・・・無事、飲みほしました!
グリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」と明治「ほほえみらくらくミルク」の両方をあげてみましたが、
温めなくても、いつものミルクと変わらず普通のペースで飲みました!
国産液体ミルクは安全?添加物が気になる?
大切な我が子、しかも赤ちゃんに飲ませるからには気になる添加物。
新しい製品だからこそ、警戒心が生まれるのは当然だと思います。
ですが実は、おなじみの粉ミルクと液体ミルクは同じ成分規格なんです。
初めから標準濃度に溶けているかいないかの違いだけ!(標準濃度…100mlあたり60~70kcal)
なのでむしろ、無菌状態でパックに密閉されている液体ミルクは粉ミルクより安心で衛生的と言えます。
含まれている添加物に関してよく話題になるのは、パーム油・亜硝酸ナトリウム・カゼイン・セレンです。
ですが、この女医さんのツイートにもあるように、問題は含まれている量です。
あとは
「液体ミルクは添加物が!」
と言う方には、
「ところで量の概念ってご存知ですか?」
と心の中で問いかけてから、そっとミュートかブロックすると、平和なツイッタライフが送れるかもしれません。「NaClには毒性が認められていて死亡例もある! だから醤油は毒!」
の類です。量の概念大事。— 相川晴(HAL) (@halproject00) 2019年3月12日
国の厳しい基準を守って作られた液体ミルクですから、使用されていても基準内の量に収められています。
液体ミルクが一般的な海外では、同じような添加物が使われている液体ミルクを飲んだ赤ちゃんたちが元気に育っています。
国産液体ミルクを育児に取り入れよう
毎日のミルクの準備は本当に大変です。
今回発売された液体ミルクがもっと普及すれば、きっと親御さんも少しは楽になるはず。
便利で安心な国産液体ミルクを育児に取り入れることで、少しでも親御さんの負担が減って笑顔で育児ができるといいですよね。
時々
最後までお読みいただきありがとうございました!