こんにちは、あめのです!
約2年前、私は初めての出産を控えて不安でいっぱいでした。
初めての育児へのプレッシャーに押しつぶされそうで、本屋や図書館の育児本コーナーにしょっちゅう立ち寄っては情報を探していました。

そんな時に出会ったのがこの本たち。
(現在は新版が出ていました)
ちょうどその頃、脳科学がブームがだったのですごく魅力を感じた私は、出産後はこの本を参考に息子を育ててみようと決めました。
そんな息子も今は2歳。
この本の内容の紹介と、実践した結果を書いていきます!
簡単な目次
脳科学おばあちゃん・久保田カヨ子さんとは
大阪出身の教育評論家で、ご主人の京大教授の脳科学理論に基づいた本を何冊も出版。
「くぼたのうけん」という乳幼児教室の主催もされています。
久保田カヨコ式育児法とは
では、その久保田メソッドともいわれる育児法とはどのようなものなのでしょうか。

↑我が家の本たち↑
脳がもっとも発達する3~4歳ころまでに、あらゆる刺激を与え、体を動かすことが大切
産まれてからすぐ、赤ちゃんの脳の活動は始まっています。
脳を発達させるうえで大切なことは、
その神経回路の発達に適切な時期にタイミング良く刺激を与えること。

脳の場所によって回路のできる時期が異なるので、それぞれにふさわしい時期がありますが
総じていえば0~3、4歳ごろが一番のチャンスと言えるそうです。
このチャンスを逃さずに、
色々なものを見せたり、音を聞かせたり、さわらせたり、体を動かしたりしてあらゆる刺激をたくさん与えてあげると
脳のあらゆる場所が活発に動いて脳が発達し、社会性も生まれてきます。
(「赤ちゃんの脳を育む本」より引用)
本では、赤ちゃんの脳を鍛えるために「いつ、どんな刺激を与えたらいいか?」をカリキュラムにして紹介しています。
久保田メソッドの具体的なカリキュラム

カリキュラムは、それぞれの本で
「手」「運動」「感覚」「知能」「社会性」などの項目に分けて紹介されています。
(本によっては「感覚」が「視覚」など具体的な表現になっています。)
月例に応じたものをいくつかピックアップして紹介します!
0~1ヵ月半ごろ
・把握反射(手のひらに何か触れると握る)を握るものを変えて何度も繰り返させる。
・視線を合わせる
・行動前に声をかける(「オムツを替えますよ~」など)

1か月半~3か月半ごろ
・いろいろなものを触らせる・左右の手を同じように使わせる
・「いない・いない・ばあ」をして脳の前頭連合野を鍛える
・鏡を見せて自分と他人を区別できるように働きかける
3か月半~5か月半ごろ
・おもちゃを引っ張らせる

・ひざの上で高い高いをする(平衡感覚を養う三半規管と耳石器を働かせる)
・離乳食がスタートしたらコップから飲む練習をする
↑ウチはこれを使っていました↑
5か月半~8か月半ごろ
・おもちゃを叩いて音を出すことで、手を動かし聴覚刺激を与えリズム感を養う
・指先を使って小さなものをつまむ(前頭前野が鍛えられる)
・転んだ時に手を付く練習をする

8か月~1歳ごろ
・両手を同時に動かして色々な種類の紙を破る
・ラッパを吹く。上手く息を吐く練習=言葉を話すことに必要。
・「ストロー落とし」で目と手を同時に使う動きを覚える・集中力を付ける

・積み木などを使って赤・黄・青の三原色を教える
1歳~1歳半ごろ
・積み木遊びで高く積み重ねる
↑今でも息子が愛用中♡↑
・つま先立ちの練習をする(歩いたり走ったりするのに必要な親指の「けり」を鍛える)
・背筋と平衡感覚を鍛えるために、逆立ちとでんぐり返しを手伝ってあげながら遊ぶ
・顔の部分の名称を覚える
1歳半~2歳ごろ
・ブロックなどにひもを通す遊びをする
・洋服の脱ぎ着の練習でボタンをかけたり外したりする
・畳のヘリや敷居の上でまっすぐ歩く練習をする
・ボウリング遊びをする
ボウリングは、「目で見て目標を定め、それに向かってボールを転がす」という色々な動きや感覚を使う高度な遊びなんだよ!
・ごっこ遊びをする(おもちゃの電話で「もしもし」をしたり、おままごとをしたりする)
・ジグソーパズルやブロックなどで物の形を判別・分類する練習をする
・大小・軽重・長短が体験的に理解できるよう手助けする
久保田メソッドを実践した結果
さて、うちの息子で実践してみた結果なのですが…
息子は首が座るのが遅かったので、この月齢通りに進めることはできませんでした。
なので、
適切なタイミングでの働きかけができたかと言われると、全部はできていないため
それに沿って脳が発達してくれているのかはよくわかりません。
現在の息子(1歳10か月)の状態を参考までに書いておきます。
●運動面
・歩き始めたのは1歳1ヵ月ごろと平均的
・片足立ちは短時間ならできる
・ジャンプができる
●言語面・社会性
・保育園での同じくらいの月齢の子どもたちと比べるとすごくよくしゃべる(と、保育士さんから言われる)
・まだ言葉になってない文章も多いが、1歳9ヵ月で二語文が出る
・ごっこ遊びができる
●知覚面
・色の区別がまだ付いてなさそう
・ブロック遊びをするのを見ていると形の違いは区別できているようだ
脳科学おばあちゃん・久保田カヨ子さんの教育方針には批判の声も
本を買ってから知ったのですが、久保田カヨ子さんの教育方針には
・子どもの発達とカリキュラムが合っていない
・根拠が謎
などの批判も見られます。
でも私は、1人で手さぐりでよくわからないまま育児をするよりは、目安になるこの本たちがあって本当に気が楽でした。

色々な遊び方も紹介されているので、
あまり構えずやってみたいところだけ取り入れてみてもいいと思います!
最近、育能に関しては脳科学者の茂木健一郎さんも有名ですね。

ちなみに私は息子が8か月になったころ、「七田チャイルドアカデミー」に通い始めました。
体験談はコチラ


●脳科学おばあちゃん・久保田カヨ子さんの本には月齢に応じたカリキュラムが細かく紹介してある
●発達のペースに合わない時は無理せずできるところだけやってみる
●効果があったかどうかはよくわからないが手元にあると気が楽
●興味があるところだけ気楽に取り入れてみると楽しそう
【これなら楽に子どもの頭が良くなる?】DHAは胎児期から授乳期、赤ちゃんの「学ぶ力」に有効

誰しも一度は聞いたことのある「魚を食べると頭が良くなる」というフレーズ。
これは、魚というより「DHA」がポイントだということが各国の研究で判明しています。
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